大人になれない大人(青年期を振り返る)

 現在、私は大人への過渡期である青年期と呼ばれる時期に至る。初めて孤独を体験し、自分の弱さ、醜さ、矛盾に気がつくのもこの時期である。大学へ行き、就職し、生涯安泰という時代ではなくなって来ている。また、現代、この時期に自我の目覚め、第二次成長期であるためアイデンティティの確立を行なっていかなければならない一方で、いくつもの障壁を目の前にし私的世界に閉じこもってしまう青年も増えている。そのような状況下で人間の最大の欲求である自己実現の欲求を満たさなければならない。
 自我の目覚めにより、挫折を自分で体験し、自分だけの思い込みや感傷から抜け出せなくなったり、エゴイズムに囚われ、衝動的な行動にはしったりするがどうすれば安定した状態かつ、中立的立場で物事に向かう事ができるのだろう。
 私はこのように思う。自分を客観的に見ることである。自分では謙虚に振る舞っているつもりが、他者から見れば傲慢ということもある。だから実際に自分に都合の良い友人、恋人などに甘えるのではなく、信頼できる友人、家族に頼るのが正解なのだ。またそこから全ての意見を取り入れ、考えを確立していく必要がある。

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