「科学も一種の宗教に過ぎない」

近代化かにおいて最も影響を及ぼしたのは科学の誕生だといえる。あの普遍的、客観的な学問は今までになかった。仮説を立て、実験をし、結果から考察を行うという合理的なもので人類の産物といえよう。アリストテレスは軽いものと重いものを同時に落としたとき重いものが最初に落ちると推測したが、ガリレイによってそれが覆され科学の信憑性を示した。
 しかしながら、信憑性があるものの科学というものもガリレイらによる主体的なものから始まったものである。人々が目にできるものを論理的に伝えたあくまで、元はひとりでに行ったものであると言いたい。科学も人間からすれば客観的なものかもしれないが、宇宙の原理から見れば糞理論を唱えているかもしれない。実際、人間は太陽が地球を中心にまわっていると思っていた。だからこそ、そんな思い込みを考え直すため、真の客観性を求め、新たな理論を構築していかなければならないかもしれない。
 今日まで宗教から始まり、哲学から様々な分野に広がり、科学へと到達し、議論を行なってきた。これから、新たな世界へと踏み出すには、宗教も、哲学も、科学も捨て駒とし、新しい学問を生む必要があるかもしれない。

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