対話編「学校」

1:実は高校辞めてます

2:高校辞めた?将来大丈夫ですか?

2:高校とか大学とかって圧倒的に就職に有利じゃないですか。しかも学校に行く年数が長い方が学校という複雑な場所が脳を刺激してIQもあげるんじゃないですかね?

1:そもそも僕の目的って良い企業に就職することじゃないんですよね。IQの話もほとんど遺伝でしょ。後天的なのも確かに重要だけれども。

2:IQは人生を左右します。

1:複雑な環境が脳を刺激するんでしたら、そういった環境に身を置けば良いじゃないですか。

2:そうかもしれないですね。

1:あと勉強をそもそも学校でする意味ってありますかね。勉強は人生でずっとしなければならないもので、テストのような他人に決まり切った採点されるために勉強しているじゃない。

2:なぜ人生で勉強が大切なのですか。

1:それは有利にするためでしょう。

2:それでは学校に行った方が良いのでは?

3:孫さんみたいに外国行きてえ

1、2:あり

1:確かに。それじゃあ勉強をするのは生きる上で有利になるのは目的になりませんね。勉強するのは本能です。僕はこの本能に刻み込まれた好奇心を満たしたい。

2:そうなれば口出しできない。なぜそんなに学校を否定するのですか?

1:協調性の強制。座学での運動不足。無駄に目標を持たせる。精神論。偏見。好奇心を奪う。賞罰教育。目的がわからない校則。同じような人間の量産。もうとにかく古い。

2:協調性大事でしょ。人と合わせられない人間は社会でやっていけないですよ。

1:しかし、協調性を重視するあまり他人に判断を委ね、自分で考えることをやめる人間どう思いますか?

2:協調性があるからと言って自分で考えることをやめているわけではない。

1:確かに協調性がないからと言って自分で考えていることをやめているわけではない。しかし、他人と共に生きていく上で常に疑問を持っておれば自然と他人と合わせることにも疑問を抱くようになるはずですよ。

4:はいはい今日はそこまでね











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